山と山のような蕎麦
そもそもは山に行くところから始まって、斜面を降りたら案の定空腹。
というところからのお店さがし。
初めての店で怖いのは、味はもちろんだけど量ってのもある。
少なめの店なら微調整できるけど、問題は多い時。
それも途方もなく多い時。
なんとか見つけた蕎麦屋さんは、キリッとした店構え。
これならばと入ったら。
一瞬目を疑うほどの、山盛りそば。
たくさん食べた記憶、同じ蕎麦なら阿蘇のお蕎麦やさんで食べたあきらかに小鉢の数が多すぎる逆写真詐欺のお蕎麦の定食、果てしなく広がるパキスタン料理店のビリヤニ、洋食店のトルコライスを思い出して自分にはっぱをかける。
蕎麦はほどよくつるっと、蕎麦つゆは濃いめ、天ぷらはサクッを通り越してカリッとした、全体的に好みのタイプ。
大丈夫、食べられる。
の結果、無事美味しく食べきったものの夜までお腹にいる。
とは言いつつも、つい食い意地が頭をもたげてとり野菜みそ鍋をつつきながら晩酌して体重計に乗ったら、昨日より体重が減っている。
なぜだ。
とりあえず、神に感謝して寝ることにした。
なんか、ありがとう。