くえない のめない 夏
夏が辛い。
今こそ美味しい生ビールも、ジュージューの焼肉も、夏バテした胃が受け付けない。
ひどい。
生殺しだ。
じゃあ、かき氷にするか、韓国冷麺もいいね、飲むわらびもち、それもありだしすだちそば、ざるそば、あたりもいいね。ずんだシェイクもいい。
全部遠いな。こんな季節に古のご時世、あっつーい中マスクつけてわざわざひんやりしたもの食べに行っても行き帰りで全てご破算。
大人しくうちで麦茶でも飲んで、仕事して、去年から何一つ変わってないリストをクリアすることにする。
大丈夫だ。
冷蔵庫にはそうめんもみつ豆もアイスもノンアルコールビールもある。
なんとかなる。
もちろん、食べて呑んでいた。
何事も継続が大切だと言う。
食べることやのむことはほっといてもやる。
書くことも、何かしらのかたちでやる。
ただし、人の目に触れないブログを書くと言うのは、指が重い。
あと、パスワードを忘れるとかね。
しかし例によって例の如く、時間をもて余さざるを得ない最近の状況。
充電期間かと思い、普段であれば博物館や動物園や図書館で英気を養いたいところだけれどもどうも出にくい。
そこで、読書と編み物に勤しんだ結果、肩こりが悪化して偏頭痛で寝込むという事態に。
今日はようやく仕事が発生した。
安堵するも、どうしても読みかけの本に気がもっていかれがち。
よし、終わったら今年度中に読む本リストには入ってない飛浩隆の「自生の夢」を読もう。
昼食には胃に優しそうな葉物野菜のサラダの写真を見ながら豆腐でも食べて。
夜には胃に負担をかけにくそうなノンアルコールビールを呑もう。
逆流性食道炎、振り返したからね…。
オーサカで、蕎麦と落語
次を書けと言うプレッシャーははてなブログからのみ。
それすら久しい4月。
目の前の仕事を遠目に見つつ、柳亭市馬さんを目当てに繁昌亭。
しかし繁昌亭、午後1時開演なので蕎麦でお昼にしようかなと近くのお蕎麦屋さん。
断然うどんより蕎麦派ですが、それはさておきなにはともあれ、私は麺がすすれない。
がんばってすすれど、麺は上がってこない。
運良く上がってきたとして、麺の尻尾でつゆが跳ねてもれなく着ている服が汚れる。
落語の蕎麦をすするとこが、羨ましくも耳障り。
とはいえもういい歳。
きずしもうまけりゃ酒は熱燗。
ようやく本日、蕎麦をすする糸口を掴みましたよ!
喉越しもいける気がする。
やってやる!
時そばそば清おすわどん!
それが、たとえムーミンであろうとも!
山と山のような蕎麦
そもそもは山に行くところから始まって、斜面を降りたら案の定空腹。
というところからのお店さがし。
初めての店で怖いのは、味はもちろんだけど量ってのもある。
少なめの店なら微調整できるけど、問題は多い時。
それも途方もなく多い時。
なんとか見つけた蕎麦屋さんは、キリッとした店構え。
これならばと入ったら。
一瞬目を疑うほどの、山盛りそば。
たくさん食べた記憶、同じ蕎麦なら阿蘇のお蕎麦やさんで食べたあきらかに小鉢の数が多すぎる逆写真詐欺のお蕎麦の定食、果てしなく広がるパキスタン料理店のビリヤニ、洋食店のトルコライスを思い出して自分にはっぱをかける。
蕎麦はほどよくつるっと、蕎麦つゆは濃いめ、天ぷらはサクッを通り越してカリッとした、全体的に好みのタイプ。
大丈夫、食べられる。
の結果、無事美味しく食べきったものの夜までお腹にいる。
とは言いつつも、つい食い意地が頭をもたげてとり野菜みそ鍋をつつきながら晩酌して体重計に乗ったら、昨日より体重が減っている。
なぜだ。
とりあえず、神に感謝して寝ることにした。
なんか、ありがとう。
ちょっとした思いつき
鎮痛剤を飲むかどうか悩むぐらいの微妙な頭痛のとき、トマトにマヨネーズかけて丸々1個食べると治る。
みたいなことがあればよいな。